オフィスが無機質で寒々しい雰囲気だと、いまいち気分も晴れないもの。そのような雰囲気を打破するために、オフィスに観葉植物を取り入れる企業が非常に増えています。エントランスや廊下、応接間などにお洒落で場に映える観葉植物を置くことは、来客からのイメージアップにもつながりますよ。
オフィスにおすすめの観葉植物とレイアウト
企業向けの観葉植物は非常に種類が多く、設置場所のスペースや雰囲気に合わせて選ぶことができます。しかしながら同時に、あまりに種類が多いので「どこにどんなものを置いたら良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、設置場所ごとにおすすめの観葉植物とレイアウトのコツをお伝えしたいと思います。オフィスに観葉植物を取り入れる際はぜひ参考にしてみてくださいね。
◆エントランス、廊下にはパキラやブラッサイアを
社外の人の目に触れることの多いエントランスや廊下には、コンディションの変化が少ない観葉植物がおすすめです。葉が落ちやすい種類や葉の色が変わりやすい種類、また極端に生育の早い種類の観葉植物は、小まめに手入れをしないと美しい外観を保つことができません。エントランスは会社の顔とも言える場所なので、美しい見た目を保ちやすい観葉植物を選ぶと良いでしょう。
おすすめは、丈夫で見た目の変化が少ないパキラやブラッサイアです。どちらも茎が細いので圧迫感がなく、濃い緑の葉が空間を引き締めてくます。エントランスにおいては、目につきやすい入り口の正面に設置するのが最適です。
設置する場所に広さがある場合、同種の観葉植物を2つシンメトリーに配置すると、空間をバランスよく見せることが出来ます。シンメトリーのインテリアはモダンで安定感のある印象を与えるので、洗練されたセンスの良い空間を演出したい時におすすめです。
◆デスク周りにはザミオクルカスや多肉植物を
デスク周辺は人の往来が多く、観葉植物の葉が体や服などに当たって転倒する恐れがあります。そのため、デスク周りに設置する観葉植物は、横に葉を広げすぎないものを選ぶと良いでしょう
おすすめは、葉を広げすぎず、室内でもよく育つザミオクルカス。そのほか、多肉植物もおすすめです。多肉植物は環境が変わらないことを好むので、ほとんど手入れがいりません。非常に手軽に導入できる観葉植物であると言えます。
デスク周りの観葉植物は、小さいものをいくつか設置するのがおすすめです。デスクワークの場合、視線が手元に集中しがちなので、視界にさりげなく観葉植物が入るように設置しましょう。職員が向かい合うような席の場合、間に目線より背の高い観葉植物を設置するというのも、快適なオフィス環境を作る上でのテクニックです。職員同士の視線がぶつかることを防ぐため、仕事に集中しやすくなります。
プロにレイアウトしてもらうのもおすすめです
観葉植物の種類は非常に多くあるため、設置場所にぴったりと合う植物を選ぶには知識とセンスが必要です。オフィスに設置する観葉植物のレイアウトに迷ったら、観葉植物の設置やレイアウトなどを専門に行うプロに依頼するというのも1つの方法としておすすめですよ。設置場所に合うグリーンの選定もしてくれる観葉植物のレンタル業者なら、知識豊富なプロがレイアウトを提案してくれ、メンテナンスまで任せることができる場合もあります。空間に合わせて適切な観葉植物を選び設置してくれるので、時には期待を大きく上回るような、素敵な空間となることもあるでしょう。そのような業者の場合、手入れの手間がいらないのも嬉しいポイントですね。